Bitnami Redmine on ESXi HyperVisor①

会社が少し早い夏季連休に入ったので、久しぶりにブログ更新。
(もともとオリンピック絡みで早かったのだが…)
とりあえず時間ができたのでスケジュール管理ソフトであるRedmineを以下の環境で立ち上げることにした。

  • centos-7(2003) minimal install
  • Esxi-HyperVisor 6.7u3 (15820472)

割り当てはMEM:2GB、SSD:30GB、CPU:1、network:1(VMXNET3)

お試しなのでお手軽なBitnami Redmineのlinux用で”root”権限で構築する。
 ファイルは以下の①→②の順にクリックし、ファイルをダウンロードする。

今回はwindowsでダウンロードして、Teraterm のSSH SCPで/tmpに転送した。
まずインストールのために、関連ソフトを以下のコマンドでインストール

yum install -y perl
yum install -y perl-Data-Dumper
yum install -y libnsl

完了したら次に先ほどアップロードしたファイルを以下の手順でホームディレクトリに移動してスクリプトを走らせる。

mv /tmp/bitnami-redmine-4.1.1-3-linux-x64-installer.run ~/
chmod +x ./bitnami-redmine-4.1.1-3-linux-x64-installer.run
./bitnami-redmine-4.1.1-3-linux-x64-installer.run

install dirは以下を指定した。
*他にユーザー名、パスワード、付随ソフトに関する設問があるがここでは省略する。

/opt/redmine

installが完了したら以下のように80番ポートを開放

firewall-cmd --add-port=80/tcp --permanent
firewall-cmd --reload

解放が完了したら、以下のコマンドでredmineとその関連サービスを起動

/opt/redmine/ctlscript.sh start

問題なく起動すればサーバーのIPアドレス又はドメイン名を入力してブラウザーで確認。

 //以下は他のPCやスマホ用 
http://yourdomain.xxx/redmine
  or
http://DHCP-IP/redmine

 //以下はローカル環境用
http://127.0.1/redmine
 or
http://localhost/redmine

アクセスできれば以下のような画面がでてくるはず。

とりあえずここまで確認できれば自動起動できるようにsystemctl用のserviceファイルを作成する。

vi /etc/systemd/system/redmine.service

内容は以下のように記入

[Unit]
Description=redmine
After=network.target local-fs.target

[Service]
Type=forking
User=root
ExecStart=/opt/redmine/ctlscript.sh start
ExecStop=/opt/redmine/ctlscipt.sh stop

[Install]
WantedBy=multi-user.target

上記のファイル作成が完了したら自動起動を登録する。

systemctl enable redmine

以上でお試し環境が作成完了。

*手順省略のために”root”で構築しているため、外部には公開しないように…

次回はもうちょっと本番環境に近づける設定を記入していく予定